科学との出合い
科学の発見、発明は少年の心を躍動させる何かがあります。そしてそれは永遠に続くものです。
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月を周回する『かぐや』から見た地球の姿・・・
月を周回する『かぐや』からハイビジョン撮影画像が、宇宙航空研究開発機構より公開されましたが、美しい地球の姿と、月のクレータの穴ぼことが対照的で、我々の世界とは別世界でした。
フランスのSF作家であるジュールベルヌは、1865年頃に月世界旅行を書いていますが、彼の作品をほとんど小学校の図書館でむさぼるように愛読していました。
彼の代表的な著書としては、『海底二万マイル』、『八十日間世界一周』、『地底探検』、『神秘島』などがありますが、どれも読んでわくわくしたものです。
今回の映像を見ますと、宇宙は地球以外は生物が存在していない暗黒の世界が広がっている・・・といった非常にクールな感じがしました。地球から見た肉眼での月はとてもロマンチックで美しいものですが、こんなにクレータの多い月の真実の姿を見たとき、如何に人間の想いが単なる自己認識だけの世界であるかを知らされます。
もう亡くなりました私の伯母が、月に人類が立った時の感想が、「あまり科学が発達すると風流な人の心が失われてしまいそうでいやだわねえ・・・」と言われたことを思い出します。芸に秀でた人でしたので、なおさらその言葉は重いものがありました。
しかし、知らない世界を見たい気持ちは強く、今回の映像も楽しみで期待していました。画像は期待通りの素晴らしい画像でしたので、流石は日本の技術だと思いました。日本人は何をやるにしても細やかさがありますからこれは世界に自慢できる仕事だったと思います。
さて、こんなに科学技術が優れていても、『偽装』や『政治の停滞』でお互い疑心暗鬼の日本の実情をどうすれば、改善されるでしょうか?こればかりは科学技術ではどうしょうもありませんね。
さて、下記の宇宙航空研究開発機構の映像を眺めて、もう一度孤立した地球で仲良く暮らすことを考えてみたいものです。
JAXA宇宙航空研究開発機構サイトのリンクより、月から見た地球の姿
http://www.jaxa.jp/press/2007/11/img/20071113_kaguya_02l.jpg
by 大藪光政
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3500/01/01
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コンサルティング/システムエンジニア
趣味:
大樹木の鑑賞
自己紹介:
科学は少年の頃からのあこがれの対象でした。今日の科学の発展は、そうなるであろうと想像して来たものばかりです。そしてこれからの進歩の中にも興味深いテーマが数多く存在しています。そうしたものを時々イメージしながら楽しむことが唯一の自己発見なのかも知れません。
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