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相対性理論の実験成功!
2007-09-15hana.jpg
光速で動く『鏡』に光を当てたらどうなるか?アインシュタインの相対性理論に基づく実験を日本原子力研究開発機構が実験に成功したとのことです。

この朝日新聞記事一行目を読んで、早とちりしてそれは、鏡には何にも映らないだろう?と想像してしまったのですが、私が想定した実験とは違ったものでした。

大学生の頃、「透明人間、或いはゴーストになるには光に近い速度で移動できたらそれが可能だろう?」とよく友人と議論したものです。

今回の実験は、『鏡』の進行方向に対して反対方向から光をぶつけた場合の実験だったようです。光の速度と光速度で動く『鏡』を衝突させたらどうなるか?答えは、反射した光の周波数が増加するという予測を世界で始めて実証したとのことです。

実験には、赤外線のレーザーを使って、そして鏡には光速に近い速さの電子のかたまりを強力なレーザーで作って行ったとのことです。
 
ですから、『鏡』は光速までは達していませんが、それでも跳ね返った光は周波数が約60倍の紫外線になったということですから、驚きです。波長の長い赤外線が、波長の短い紫外線になったということですから不思議な世界ですね。推論してみますと、もし『鏡』が光とまったく同じ速さであれば、その周波数は一体どういった数値に落ち着くのでしょうか?

詳しくは下記の日本原子力研究開発機構の記事を参照ください。

http://www.jaea.go.jp/02/press2007/p07091801/all.html  日本原子力機構プレス発表記事
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大藪光政
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コンサルティング/システムエンジニア
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大樹木の鑑賞
自己紹介:
科学は少年の頃からのあこがれの対象でした。今日の科学の発展は、そうなるであろうと想像して来たものばかりです。そしてこれからの進歩の中にも興味深いテーマが数多く存在しています。そうしたものを時々イメージしながら楽しむことが唯一の自己発見なのかも知れません。
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